超音波風速計と飛行機型の風速計の違いとは

一般的な風速計には、超音波風速計と飛行機型の風速計が存在し、それによって観測地点での風速を測定することが可能となります。前者は超音波を使って風速を計測する方法で、トランスデューサーと言われる超音波送受信機を用いる方法です。 超音波を送信したり受信を行うことで、風の状態を把握することができ、風が存在すると超音波に歪みが生じることで送受信の時間が遅延するため、その遅延の程度を測定することで風速や風向などを計測することが可能です。一方で後者の場合は、飛行機の形状をしたタイプの機器を設置し、プロペラの回転などでセンサーから風速を計測する方法となります。 プロペラが回転すると電流を生じますが、その電流をセンサーが感知することで風速が導き出される特徴もあり、オーソドックスな風速計です。

超音波を活用した風速計の特徴やメリット

超音波風速計は超音波という雨や霧などの影響を受けにくい点があり、正確な風速を測定する上でも重宝されます。トランスデューサーから超音波を送受信していきますが、空気の流れがなければ伝播時間は等しい状態になり、風が存在すると伝播時間に遅れが生じるため、その遅れを測定することで風速が解る仕組みになります。 物理的な可動パーツ自体が存在しないため、メンテナンスを必要としないメリットが存在し、微妙な風速から強風・暴風などの気象条件でも測定することもできます。しかも地域によっては降雪などが見られる場合もありますが、屋根などを取り付けたりできるため、降雪の影響を受けずに済みます。 本体も腐食しにくい強化プラスチックや堅牢なアルミ・カーボンやステンレスタイプの素材で出来ていることも多いです。

飛行機型の風速計の特徴とメリット

超音波風速計も一般的に普及していますが、一方では飛行機型の風速計もよく見かけることも多いです。飛行機の中でも戦闘機の様な形状をしており、先端にはプロペラ、中腹にはボディ、後尾には羽が付いており、風を受けると風の影響を受けない様に羽・ボディが動き、先端のプロペラを回転させます。 プロペラの回転状況に応じて、電流が発生するので、それをセンサーで検知して風速を計測するため、比較的に原理的には解りやすいです。飛行機型の風速計のメリットは、素材を選択することでボディなどを頑丈にすることが出来る点と高精度での測定を可能とします。 センサーが取り付いているため、時間ごとのデータを記録する上でも優れており、記録計を搭載すればデータとして記録することが可能です。他にも小型・軽量設計で設置しやすい点もメリットとなります。
  • このエントリーをはてなブックマークに追加